2010年09月11日

ガリバー 逆襲する中古車 エコカー補助終了、割安感アピールへ

なかなか難しいようです

 乗用車の新車を対象としたエコカー購入補助金が打ち切られたことで、中古車の割安感が見直され始めた。日本自動車販売協会連合会(自販連)が10日発表した8月の中古車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比7.8%増の29万5588台と、19カ月ぶりにプラスに転じた。補助金終了を好機とみて、中古車販売のガリバーインターナショナルやオリックス自動車はキャンペーンを展開。業者間の中古車奪い合いも過熱しており、“反転攻勢”に向けた動きが活発化している。

 中古車販売が19カ月ぶりに前年を上回ったのは、8月はエコカー購入補助金終了前の新車駆け込み需要があり、これに伴って下取り車両が増えたのが要因とみられる。実際、8月の中古車販売では乗用車が9.3%増の25万6706台と、23カ月ぶりのプラスとなった。

 自販連は「プラスにはなったが、水準はピーク時の67%と低い。(市場低迷の)基調は大きく変わっていない」と冷静だが「補助金終了で割安感が見直され、需要が少し戻ってくることは考えられる」と分析する。

 「ポスト補助金商戦」を視野に、中古車会社が動き始めた。ガリバーは10月をめどに、割安感など中古車の魅力をアピールする作戦を計画中のほか、関西地域ですでに展開している「徹底比較」キャンペーンの地域拡大も検討する。これは「スライドドア車」「カラフルな車」「低燃費車」など、店舗ごとにテーマや照準とする顧客層を絞って実施しているもので、「集客に効果が出ている」(同社)という。

 一方、オリックス自動車は経済産業省が補助金終了を発表した翌日の9日から、同社の認定中古車で、補助金の対象車だったエコカーを買うと3万円(税別本体価格150万円超の中古車は5万円)を値引きするキャンペーンを始めた。同社は千葉県柏市や川崎市など6店舗で、レンタカーやリースに使用されていた中古車を販売している。同社はレンタカーなどが主力事業だが、「これをきっかけに、オリックスの中古車についても認知度を上げたい」と意気込む。

 中古車需要の高まりを期待し、業者向けに実施されるオークションでは車を確保する競争も激化しており、関係者によると「各社の目の色が変わってきている」という。

 ただ補助金終了で新車販売が冷え込めば、下取りが減るとともに中古車市場に出回る車の数も減少するため、市場活性化は限定的との見方もある。自販連は「本格的な需要回復には、景気の好転と所得の増加が不可欠だ」としている。
posted by ナノ at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。