2012年12月15日

<PC遠隔操作>「認識不足が要因」誤認逮捕で検証結果公表

誤認逮捕怖いですよね

 パソコン(PC)の遠隔操作などで犯罪予告が書き込まれた事件で4人が誤認逮捕された問題で、警視庁、大阪府警、神奈川・三重の両県警は14日、検証結果を公表した。神奈川県警は「無実の少年をことさらに困惑させた可能性がある」と不適切な取り調べを認めた。警察庁は一連の誤認逮捕に共通の要因として、遠隔操作の可能性についての認識不足があったと指摘。捜査員の知識の底上げなどを全国の警察本部に指示した。

【各地の警察が次々に誤認逮捕】PC遠隔操作事件で学ぶ虚偽自白からの護身術

 神奈川県警は検証結果で、誤認逮捕された男性(19)が再聴取に対し、「否認をしたら検察官送致されて、『院(少年院)』に入ることになる」などと取り調べで言われたと話したことを明らかにした。そのうえで、「取調官の言動は、不安を助長させ、自供を強いられているように受け止められた可能性がある」と問題点を認めた。

 警視庁は、男性(28)の供述に「秘密の暴露」に当たる自白がなかったことや、供述内容の変遷があったことに言及。「自白の真偽を慎重に検討すべきだった」とした。大阪府警は「男性(43)の供述に対する掘り下げが十分とは言えなかった」とし、三重県警も「男性(28)を犯人でないとする方向性の検討を十分に行わなかった」と認めた。

 また4都府県警はいずれも、遠隔操作による犯罪予告事件の前例が国内でなかったことから、その手口を想定せず、第三者の犯行であることを見破れなかったことを認めた。

 検証結果を受け、警察庁は(1)IPアドレス(ネット上の住所)を過大に評価し、他の証拠による裏付け捜査が徹底されなかった(2)捜査部門と情報通信部門の連携が不足していた(3)不自然な供述の信用性に十分な検討がなかった−−などの反省点を指摘。捜査員のサイバー犯罪に関する知識の向上や、部門間の情報交換、犯行の可能性を吟味する捜査などを指示した。また神奈川県警に誤認逮捕された男性が少年であることを踏まえ、「容疑者が少年の場合、精神的に未熟であるため、不安や困惑に陥りやすいことにも注意する」とした。【村上尊一】

 ★遠隔操作事件 インターネット上に殺人や爆破予告を書き込んだなどとして、福岡県の男性ら4人が警視庁や大阪府警などに威力業務妨害容疑で逮捕された。しかし、それぞれのパソコンがウイルス感染などで何者かに遠隔操作されていたことが判明、いずれも無実だったことが明らかになった。4都府県警は相次いで誤認逮捕を認めて謝罪、起訴や保護観察処分が取り消される事態に発展した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-00000103-mai-soci
posted by ナノ at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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